「孤独」と「孤立」はどう違う? メンタルヘルスに与える悪影響(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース
「孤独」と「孤立」はどう違う? メンタルヘルスに与える悪影響(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース
「孤独」と「孤立」は、意味の違いを意識することなく、同じように使われることが多い言葉。 そして、この1年あまり、私たちはこの2つの言葉の意味を、否応なしに噛み締めてきたはずです。 「孤立しているけれど孤独ではない」「孤立はしていないが孤独だ」という状況もあり得ます。そしてどちらも、私たちの肉体的・精神的な健康状態にかなりの影響を与えます。 人との交流がない状態は、「社会的孤立(Social isolation)」と呼ばれます。隔離生活や人里離れたところでの生活、一人暮らしなどが原因になり得ますが、そのほかにもさまざまな理由で、困ったときに頼ったり悩みを打ち明けたりする、人とのネットワークが消えてしまうことがあります。 一方、「孤独(Loneliness)」とは、社会的に孤立していると「感じること」。実際に社会的孤立の状態にあるとは限りません。「人との交流は頻繁にあるのに孤独を感じる」場合もあり得ますし、逆に、「社会的孤立状態にあって交流する人はごく限られているが、孤独感はない」というケースもあるかもしれません。
孤独と社会的孤立は、今に起こったことではない
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが起きる以前から、孤独と社会的孤立は大きな問題でした。 学術誌「National Academics of Science, Engineering and Medicine」に掲載された調査報告によると、65歳より上のアメリカ人のうち実に4分の1が、社会的孤立状態にあるとのことです。 さらに、45歳を超える年齢の人たちのうち、孤独を感じる人はかなりの数にのぼり、しかも年齢が高くなるほどその割合が増しています。 この調査報告が発表されたのは2020年2月。ちょうどコロナ禍によって私たちの暮らす世界が激変し、隔離や人との物理的距離を保つ生活を余儀なくされる直前です。 この報告の執筆者の1人で、老人医療研究を専門とするカリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部の准教授、Carla Perissinotto氏は、高齢化に関する上院特別委員会でこう述べています。 「現実問題として、私たちはデータのない領域に足を踏み入れたと言えるでしょう。孤独や孤立がどのくらい続けば、あるいはその程度がどれほど深刻であれば永続的なマイナスの影響が現れるのか、私たちは理解していません」
4
6
4
ありがとうございます。
サービス改善に活用させていただきます。
コメント
コメントを投稿