ジグソーパズルに秘められた4つの効果とは?(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース
ジグソーパズルに秘められた4つの効果とは?(ライフハッカー[日本版]) - Yahoo!ニュース
ジグソーパズルと言えば、高齢者や小さな子ども、あるいは、救いがたいほどのマニアがするものだと思われています。 新型コロナウイルス感染症が拡大するなかで、私は、健全な範囲内でジグソーパズルにはまりました。しかも、それにはもっともな理由があるのです。 ジグソーパズルをすることで、数えきれないほどの健康的メリットが得られるのです。なかには、意外と思える効果も含まれています。
1. 記憶力が向上する
ジグソーパズルをするときは、論理力や分析力を司る左脳と、想像力や直観力を司る右脳が一致団結する必要があります。ピースを1つ手に取り、パズル全体のどこにピタリとはまるのかを予想する行為は、知力を鍛えるジムに行くようなもの。 右脳と左脳を神経回路で結合させ、思考プロセスのスピードを上げることが求められるので、短期記憶が向上するのです(高齢者の認知力低下を防ぐためにジグソーパズルがよく活用されているのはそのためです)。 神経学の学術誌「Archives of Neurology」で2012年に発表された研究によると、ゲームやパズルなど認知力を大いに必要とする活動に取り組んで脳を活性化している高齢者は、脳内に蓄積しているアミロイドベータタンパク質が少なかったそうです(アミロイドベータタンパク質は、アルツハイマー病の兆候である、神経細胞に蓄積したプラークの主成分です)。
2. 問題解決力と、細部への注意力が向上する
ジグソーパズルを完成させるときは、試行錯誤を繰り返します。ピースをまずは色別に、次に形状別に分類して組み立てるのもいいでしょう。 それと同時に、頭の中で形を思い浮かべたり、ちょっとした推測をあれこれ立てたりすることをひたすら続けます。そのあいだ中ずっと、脳内では細胞の結合が強化されています。これが、批判的思考力の向上につながるのです。 ときには、同じ形状のピース50個くらいを1時間くらいじっと眺める以外、パズルを先に進める方法がないこともあります。形や色合いのわずかな差異を見きわめたり、ぽっかりと空いた顔の片隅に当てはまる1ピースを探し出したりするわけです。 そうやってピースを徹底的に吟味するときは、細部まで目を配るために注意力を高める必要があります。それが、今度30ページ分の法的文書がメールで届き、内容を確認するときに役立つかもしれません。 ジグソーパズルはまた、視空間を推理する力を向上させます。 パズル全体のどこにピースがはまるのかを頭の中で予測することで、視空間の認知を司る脳の部位が鍛えられるのです。この能力は、荷物を詰めたり、地図を読んだり、運転したり、踊りの振り付けを覚えたりするときに使われます。
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ありがとうございます。
サービス改善に活用させていただきます。
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